【まとめ】就労移行支援のおすすめは?事業所数・就職実績・定着率を比較しました

HSPと仕事

この記事では、大手の就労移行支援事業所を事業所数・就職実績・定着率などで比較しています。

就労移行支援を受ける際の参考にしていただきたいと思います。

就労移行支援とは

就労移行支援とは、精神障害・発達障害・身体障害・難病を持っている人が企業に就労もしくは在宅で就労・起業するために、職業訓練・職場探し・就職後の定着サポートを実施するサービスのことを指します。

就労移行支援の果たす役割は、以下の5つの機能に大別することが出来ます。

・職業技能を向上させるためのステップアップ機能
・職業適性を見極めるためのアセスメント機能
・障害を持つ人の自己理解や就労意欲向上を促す機能
・適した職場への就職を支援する機能
・就職後の定着をサポートする機能

障害を持つ人が就労移行支援を利用することで、自分に適した仕事を見つけ、その技術を伸ばし、能力を生かせる職場に就職することが出来ます。

就労移行支援の利用には障害者手帳を持っているか、就職が困難であることを医師や自治体に証明してもらう必要があります。

大手就労移行支援

LITALICOワークス

設立2008年
事業所数78ヶ所
展開地域(地域別事業所数)北海道・東北(5)
関東(33)
東海(13)
近畿(17)
中国(4)
九州(6)
就職実績1,384名(2018年度)
定着率88.0%(2018年度の6ヶ月定着率)

全国に78事業所を展開する日本最大級の就労移行支援です。

これまでの就職先企業は1,000社以上あり、中には「日本郵便」「ANA」といった有名企業も含まれています。

LITALICOワークス(公式ホームページ)

Welbe(ウェルビー)

設立2011年
事業所数68ヶ所
展開地域(地域別事業所数)北海道・東北(2)
関東・甲信越(44)
東海(6)
近畿(6)
中国・四国(3)
九州(7)
就職実績2,557名(2019年5月までの累計)
定着率87.2%(2017~2018年の6ヶ月定着率)

業界第2位の規模を誇る大手就労移行支援です。

全国的に広く展開しているのが特徴で、2019年4月には新潟に甲信越地域初の事業所を開設しました。

Welbe(公式ホームページ)

Melk(メルク)

設立2012年
事業所数38ヶ所
展開地域(地域別事業所数)東京(8)
神奈川(13)
千葉(7)
埼玉(9)
福岡(1)
就職実績987名(2019年5月までの累計)
定着率85.4%(2018年度の6ヶ月定着率)

首都圏を中心に38事業所を展開する大手就労移行支援です。

一般的な職業訓練だけでなく、実際に賃金が発生する実践的なカリキュラムや、ダンス・農業といったストレス解消に役立つカリキュラムも充実しています。

Melk(公式ホームページ)

パーソナルチャレンジ

設立2012年
事業所数8ヶ所
展開地域(地域別事業所数)東京(3)
神奈川(2)
千葉(1)
埼玉(2)
就職実績就職率97.6%(就職者数は記載なし)
定着率80%(2017年度の6ヶ月定着率)

就職・転職支援の大手企業である「パーソナルグループ」が開設した就労移行支援です。

障害者向けの就職・転職エージェントである、「dodaチャレンジ」も展開しています。

パーソナルチャレンジ(公式ホームページ)

専門特化した就労移行支援

シゴトライ(うつ症状専門)

設立2003年(運営会社:ゼネラルパートナーズ)
事業所数2ヶ所
展開地域(地域別事業所数)東京(1)
大阪(1)
就職実績26名(2017年度)
定着率90%(2019年4月時点)

障害者就職支援において長年の実績がある「ゼネラルパートナーズ」が運営する、うつ症状専門の就労移行支援です。

秋葉原と梅田に事業所があり、うつ症状に特化した専門的なカリキュラムが特徴です。

シゴトライ(公式ホームページ)

リドアーズ(統合失調症専門)

設立2003年(運営会社:ゼネラルパートナーズ)
事業所数1ヶ所
展開地域(地域別事業所数)東京(1)
就職実績15名(2017年度)
定着率93%(2017年度)

ゼネラルパートナーズが運営する統合失調症専門の就労移行支援で、御茶ノ水に事業所を展開しています。

統合失調症に特化した専門的なカリキュラムと、2,000社以上の企業ネットワークを強みとしています。

リドアーズ(公式ホームページ)

リンクビー(発達障害専門)

設立2003年(運営会社:ゼネラルパートナーズ)
事業所数3ヶ所
展開地域(地域別事業所数)東京(2)
大阪(1)
就職実績9名(大手町事業所のみ・2018年度)
定着率90%(2019年4月時点)

ゼネラルパートナーズが運営する発達障害専門の就労移行支援で、大手町・秋葉原・梅田の3ヶ所に事業所を展開しています。

コミュニケーションスキルの向上に力を入れており、仕事を長続きさせることに特化したカリキュラムが特徴です。

リンクビー(公式ホームページ)

ニューロワークス

設立2018年
事業所数2ヶ所
展開地域(地域別事業所数)東京(1)
神奈川(1)
就職実績データなし(設立直後のため)
定着率データなし(設立直後のため)

2018年に新しく設立された就労移行支援で、大塚と横浜に事業所を展開しています。

瞑想や脳トレを取り入れた健康向上プログラムと、PC・対人スキルといった就労系プログラムの、2段階のカリキュラムを特徴としています。

ニューロワークス(公式ホームページ)

各就労移行支援の比較

事業所数

1位:LITALICOワークス(78ヶ所)
2位:
Welbe(68ヶ所)
3位:
Melk(38ヶ所)

事業所数が最も多い就職移行支援は「LITALICOワークス」でした。

一方、2位の「Welbe」は事業所を設置する都道府県の多さが、3位の「Melk」は首都圏都市部における事業所の多さが際立っており、それぞれに特色のある強みがあることもわかりました。

就職実績

1位:LITALICOワークス(6,000名以上)
2位:
Welbe(2,557名)
3位:
Melk(987名)

就職実績(2019年時点での累計)では「LITALICOワークス」の多さが際立っていました。

長年の就労移行支援活動で培ったノウハウや事業規模の大きさが、就職実績の多さにつながっているといえます。

定着率

1位:リドアーズ(93%)
2位:
シゴトライ(90%)
2位:
リンクビー(90%)

定着率に関しては、いずれもゼネラルパートナーズが運営する「リドアーズ」が1位、「シゴトライ」と「リンクビー」が同率で2位でした。

「リドアーズ」「シゴトライ」「リンクビー」はそれぞれ、「統合失調症」「うつ症状」「発達障害」に特化した就労移行支援であり、専門的なカリキュラムの実践が定着率の高さにつながっていると考えられます。