他人に興味を持てない心理とは?人付き合いに疲れた人が生きやすくなるための解決策について

コラム

「他人に興味を持てない」「人付き合いに価値を見出せない」という自分に悩んでいる方も少なからずいるのではないでしょうか?

人間は社会的な生き物であり、人と全く関わらずに生きていくことは出来ません。

それではなぜ、「他人に興味を持てない」「人付き合いに価値を見出せない」という状態が生じてしまうのでしょうか?

結論から言うと、他人に興味を持てないのは現代社会に対する正常な反応であり、決して悪いことではありません

ここでは、私がそう考える理由と、人付き合いに疲れた人が社会で生きやすくなるための解決策について述べたいと思います。

「他人に興味を持てない」は現代社会に対する正常な反応である

人類学の世界では、「一人の人間が個別に認識出来る他者の数は約150人である」と考えられています。

そのため伝統的な狩猟採集社会では、共同体の人数が150人を超えることはありません。

一方、私たちが暮らす現代社会では、学校・職場・趣味・SNSのつながりなどが重なり、150人以上の人たちと同時期に付き合うことがごく当たり前となっています。

つまり、普通に暮らしているだけでも、私たちの人間関係はパンク状態に陥っていると考えられます。

「他人に興味を持てない」「人付き合いに価値を見出せない」ということは、過剰な人間関係を強要される現代社会に対する正常な反応だと言えるでしょう。

特に人間関係は人当たりの良い人に集中するため、「他人に興味を持てない」と悩んでいる人には、心の優しい人が多くいることと思います。

「他人に興味を持てない」は悪いことではない

先ほど、「他人に興味を持てない」と感じるのは、現代社会に過剰な人間関係を強要されていることが原因であると述べました。

人当たりが良く、一人一人との付き合いを大切にする心の優しい人ほど、「他人に興味を持てない」という状態になってしまいやすいのではないでしょうか。

私たちは小さなときから、「友達は多いほど良い」「人付き合いはなりよりも大切」という価値観を刷り込まれています。

しかし、私個人としては「友達の数よりも一人一人と誠実に付き合うことのほうが大切」であり、「人付き合いよりも仕事・趣味・お金を大切にする生き方も認められるべきである」と考えています。

私たちは人と全く関わることなしに生きていくことは出来ませんし、豊かな人間関係が幸せな人生に大きく寄与することも事実です。

ですが、豊かな人間関係が人生における大切な要素だからといって、「人間関係の豊かさ=人生の幸福」ではありませんし、過剰な人付き合いを強要する理由にもなりません。

他人に興味を持てない自分に悩んでいる人は、多様な価値観を持って「友達は多いほど良い」「人付き合いはなりよりも大切」という固定概念に疑問を抱いている、と考えることも出来るでしょう。

人付き合いに疲れた人が生きやすくなるための解決策

お金を人間関係の緩衝材として利用する

伝統的な社会は助け合いや物々交換によって成り立っていました。

人同士のつながりが深い社会は素晴らしいものですが、人によっては人間関係で失敗できないというプレッシャーも感じてしまうかもしれません。

一方、現代社会では多くの場合において、人とサービスの間にお金が介入しています。

これは人と人とのつながりを希薄にした側面もありますが、お金さえあればサービスを受けることが出来るという利点もあります。

また、お金を介することでサービスや住む場所などの選択肢が増え、良くも悪くも人との強いつながりを分散させることが出来ます。

過剰な人付き合いに疲れてしまった人は、お金を緩衝材として上手に利用することで、人間関係に関するプレッシャーから少しは解放されるかと思います。

理解あるコミュニティーやインターネットの力を借りる

人間関係の緩衝材としてお金を利用するといっても、そのお金を稼ぐためには人にサービスを提供しなければなりません。

そのため、人と全く関わらずにお金を稼ぐことは不可能だと言わざるを得ません。

ですが、現代では人付き合いが苦手な人に配慮してくれる学校や職場が増えるとともに、インターネットを通じて家にいながら教育や仕事を出来るサービスも出来ています。

もちろん、そのような場合でも良好な人間関係を築くことは必要不可欠ですが、理解あるコミュニティーやインターネットの力を借りることで、過剰な人間関係を避けながら自立した生活を営むことも可能です。

おわりに

一昔前までは、「他人に興味を持てない」というのは社会生活を営む上で致命的だったかもしれません。

限られた人間関係の中で成り立っている社会では、人とのつながりを大切にする価値観が何よりも重要だったと考えることが出来ます。

ですが、人間関係が過剰になりがちな現代では、人生の視点を少し変えてみても良いのではないでしょうか?

他人に興味を持てないことに生きづらさを感じることはあるかもしれませんが、今は社会の理解も進み活用できるサービスも整っているので、その力を借りるのも一つの生き方なのかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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