【HSPの働き方】内向的な人が輝ける社会が築かれつつあると思う理由

コラム

HSPは内向的な性格が特徴であるとされています。

そのため、社会で自分を積極的にアピールすることが出来ず、自分の働きぶりや気遣いが正当に評価されていないと感じている方も多くいるかと思います。

ですが、自分を積極的にアピール出来ない内向的な人であっても、その能力を存分に生かして働ける環境が、今の社会には築かれつつあると思います。

ここでは、内向的なHSPが輝ける社会が築かれつつあると考える理由と、社会に自分の能力を発信するための手段と注意点について解説します。

内向性とは

個人的な見解ではありますが、内向性とは「会話でのコミュニケーションに積極的でないこと」であると考えることが出来ます。

動物は、「牙をむき出しにして怒りを表現する」「毛づくろいをして信頼を確かめ合う」といった方法でコミュニケーションを取ります。

一方、人間にも様々なコミュニケーション手段がありますが、「面と向かい合って会話をする」ことが、最も基本的な方法であると考えられます。

内向的な人が他者とのコミュニケーションを苦手としているとは思えません。

ですが、社会では会話がコミュニケーションの基本であるという考えがあり、それに積極的でないことが「内向性」として捉えられていても、不思議ではないかと思います。

コミュニケーションの手段は会話だけではない

面と向かっての会話は、人間の最も基本的なコミュニケーション手段であると考えられますが、私たちはそれ以外にも様々な方法で自分を表現することが出来ます。

例えば、小説・絵画・音楽などの芸術や、スポーツ・ダンスといった体を動かすことも、コミュニケーション手段であるといえます。

さらには、数式・化学式・論文といった学術的な方法によって、自分を表現することも可能です。

会話に積極的でない内向的な人であっても、上に挙げた手段で自分を表現することが得意な方は多くいるはずです。

社会的な成功に会話力は重要

上で述べたように、人間のコミュニケーション手段には様々なものがあり、その中でも会話が最も基本的であるといえます。

そのため、「会話に積極的でない人は社会から評価されにくい」という傾向が、世の中には存在しているのかもしれません。

例えば、現代で高い評価を受けている画家のゴッホは、生前に1枚の絵しか売ることが出来なかったと言われています。

ゴッホに絵を売るための会話力・営業力がなかったと断定することは出来ませんが、もっと積極的に作品を売り出していれば、ゴッホは生前にも高い評価を受けていたかもしれません。

一方、会話力・営業力が高くない人であっても、社会的な成功を収める可能性は大いにあり得ます。

例えば、営業力の優れた人に能力を見出された場合には、自分自身に会話力がなくても社会的な成功を収める可能性が広がります。

ですが、自分の能力を高く評価し、社会に認知させるための手助けをしてくれる人に偶然出会える確率は、決して高いものではありません。

会話力や営業力は社会的な成功を収めるために必須ではありませんが、自分の能力が社会で評価される確率を上げるための手段として、会話力はとりわけ高い重要性を持っているのだと思います。

自分の能力を発信する手段は多様化している

社会で活躍する場を見つける上で、会話を通して自分をアピールすることは、極めて重要であるといえます。

これまでの社会では、生涯で出会う人や所属するコミュニティーの数に限りがあったため、会話を通して自分を積極的に売り込むことが、社会で評価されるための有効な戦略でした。

このことは現在でも変わらない基本的な生存戦略であり、だからこそ外向的で会話の上手な人が、社会で高い評価を受けやすいのだと思います。

ですが、現在はインターネットの発達により、個人でも不特定多数の人たちに向けて情報を発信することが容易になりました。

そのため、会話を通じて積極的に自分をアピールしなくても、自分の能力を表現するための文章・画像・動画などをインターネット上に発信すれば、それを評価してくれる個人やコミュニティーに出会う確率を高めることが出来ます。

このことは、会話を通じての積極的な自己アピールが苦手な内向的な人であっても、社会で活躍できる場を見つけやすくなったことを意味しています。

社会に自分の能力を発信するための手段

内向性は決して欠点ではありませんが、内向的な人は社会で不利な状況におかれやすい傾向にあるかと思います。

ですが、インターネットを利用すれば、会話以外の方法で社会に自分を発信することが容易になります。

例えば、「Twitter」や「Instagram」といったSNSでは、自分の考えや活動を文章や画像で表現することによって、それに価値を認める様々な人たちとつながることが出来ます。

つまり、SNS上での自己表現を通して、自分の能力を評価してくれる人やコミュニティーと出会える確率を高めることが出来るのです。

また、「ブログ」や「YouTube」では、文章や動画によって自分を表現することが出来ます。

これらは文章や動画の中に広告を掲載することが出来るので、自分の能力を社会に発信するだけでなく、自己表現を通して収入を得ることも可能にしてくれます。

インターネット上で利用できる以上の仕組みは、必ずしも面と向かった会話を必要としてはいませんが、内向的な人が社会で輝くための可能性を広げてくれるかと思います。

インターネットで自己表現する際の注意点

上に挙げた方法は一部に過ぎませんが、社会には自分の能力を発信できる場が用意されており、自己表現を通じて収入を得るための仕組みが築かれていることが理解できるかと思います。

ですが、ブログやYouTubeで生計を立てている人がごくわずかしかいないことからもわかる通り、インターネット上での自己表現によって、楽してお金が稼げるわけでは決してありません。

インターネットの仕組みはあくまで、「自分の能力を認めてくれる人やコミュニティーに出会える確率を高めてくれる場」であって、そのためには社会的に価値のある能力や情報を持っていることが前提となります。

このことは、「一部の優秀な人たちしかインターネットの恩恵を受けることが出来ない」ということを意味しているのではありません。

なぜなら、不特定多数の多様な人たちが行き交うインターネット上では、物事の価値を測るための尺度も多様になるからです。

例えば、失敗や失恋の経験などであっても、それを求めている人に適切な形で提供することが出来れば、十分に価値のある情報となり得ます。

つまり、「自分の持っている能力や情報の価値に気づき、それらを適切な形で提供するための工夫をすること」が、インターネット上で自己表現をする際にも最低限求められるといえます。

また、インターネットでは不特定多数の人たちに対して個人でも簡単に情報を発信することが出来るため、個人の言動・行動が社会に与える影響が大きくなると予想されます。

そのため、インターネット上で自己表現をする際には、倫理的な言動・行動に対して良く考えを巡らせておく必要があるかと思います。

おわりに

HSPに代表される内向的な人たちは、自分の能力を発信する手段が限られていた社会において、不利益を被っていたかもしれません。

ですが、現在はインターネットを介した多様な自己表現が可能になり、自分の能力を認めてくれる個人やコミュニティーとつながることが、以前と比べて容易になりました。

面と向かっての会話は大切なコミュニケーション手段であり、その価値が失われることはないと思います。

ですが、会話でのコミュニケーションに自信がない場合でも、自分の能力や価値を悲観的に捉える必要はありません。

インターネット上での自己表現が全てでないことはもちろんですが、社会に認めてもらうための多様な場や仕組みが存在することを知っていれば、自分に自信を持つためのきっかけになるかと思います。

これからは、内向性に悩む必要のない社会が訪れることを期待しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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