こつこつと積み重ねることの大切さを教えてくれるおすすめの本3選

コラム

HSPは落ち着いた生活を好み、物事の結果だけでなくプロセスも重視する傾向があります。

そのため、小さな物事をこつこつと積み重ねる生き方や考え方には、深い感銘を受けることと思います。

この本では、小さな物事をこつこつと積み重ねることの大切さやすばらしさを教えてくれる名著3冊をご紹介します。

スノーボール ウォーレン・バフェット伝(上・中・下)

歴史上もっとも偉大な投資家であり、かつて世界一の大富豪にも輝いたウォーレン・バフェット氏の伝記です。

莫大な資産を築いてからもオマハの小さな家に住み続け、その深い洞察力と内省的な生活スタイルから、「オマハの賢人」とも称されています。

本の題名にもなっている「スノーボール」という語は、ウォーレン・バフェット氏の生き様そのものを表しています。

彼の莫大な財産は、小さな雪玉を時間をかけてゆっくりと転がしていくようにして築かれました。

ウォーレン・バフェット氏がその人生において重要視していたのは経済的な富ではなく、小さな物事を積み重ねるプロセスと、そこから得られる哲学的な洞察であるということが、この本を読むと理解出来るかと思います。

工藝の道

この本の著者である哲学者・柳宗悦氏は、有名なインダストリアルデザイナーである柳宗理氏のお父さんでもあります。

柳宗悦氏は、人々の生活に根差した日用品の中に美を見出すという「民藝運動」提唱者です。

日常的に使用される地域特有の手工芸品と定義される「民芸品」は、その素朴さの中に製作者の技術や経験が凝縮した美しさを宿しています。

その美しさは製作者の天才性から生じるものではなく、その地域で育まれてきた歴史と製作者が積み重ねてきた個人的経験が生み出すものであると、柳宗悦氏はこの本の中で語っています。

この本を通じて、小さな積み重ねが単に技術的な熟練をもたらすだけでなく、人の心をも動かしうる力を持つということを知ることが出来ます。

思考する機械コンピュータ

人の手では一生かかっても終えられないような計算処理を一瞬でこなしてしまうコンピュータ。

そんなコンピュータは、小さな物事の積み重ねを大切にする人生観と相容れない存在であると考えられがちです。

しかし、この本を読むとその考えは一変してしまいます。

コンピュータの概念・歴史・仕組みをわかりやすく説明してくれる本書は、コンピュータが一度に一つの物事しか処理できない不器用な存在であると教えてくれます。

コンピュータが扱えるのは0と1という2種類の情報のみで、その単純な情報の処理を膨大な数に至るまで一つ一つ積み重ねることで、私たちの生活を一変させるような強力さを持つに至っているのです。

コンピュータが社会競争や経済的な利益の追求を大きく後押ししたことは事実だと思います。

しかし、私たちはコンピュータの仕組みや概念から示唆に富んだ人生哲学を学ぶことが出来ると確信しています。

機械アレルギーやテクノロジー嫌いの方にも是非読んでいただきたい名著です。

おわりに

私個人としては、日々の積み重ねや鍛錬が必ずしも社会的な成功をもたらしてくれるとは思いません。

なぜなら、物事の結果は努力だけでなく、運や生まれ持った才能にも大きく左右されるものであると考えているからです。

ただし、たとえ人目につきやすい結果に直結しないとしても、こつこつ積み重ねるという行為には計り知れない価値があります。

この記事でご紹介した本は、小さな物事の積み重ねを大切にするHSPの人生観が、決して間違ったものではないことを確信させてくれます。

自分の生き方に迷っている方には是非、手に取っていただきたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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